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2008年2月 2日 (土)

経済と環境の両立

産経iza!より

「HERB構想」という言葉がある。環境省が打ち出した構想で、「Healthy+Rich+Beautiful(健康で豊かで美しい)」と「Ecology+Economy(環境と経済)」の頭文字を組み合わせ、環境と経済の好循環を実現して健やかで美しく豊かな環境先進国を作る-という壮大なプロジェクトだ。

 言うは易く行うは難し、絵に描いた餅(もち)などと思うのは私だけではないだろう。しかし、水素燃料で走る三輪自転車で北欧のアイスランドを一周した冒険家の番場健司さん(45)はアイスランドを「経済と環境を両立する国」だと心から思ったという。

 番場さんは、太陽光発電や風力発電などの自然エネルギーや二酸化炭素を排出しない燃料電池を利用した冒険に挑戦してきた。過去には、太陽光発電を動力とした小型飛行機でアメリカ大陸を横断したり、北極圏での環境調査に携わったりした。

  その後、燃料電池自転車を開発。1人が乗れるだけの小さな乗り物だが、完成には2年の歳月を要した。同じころ、自国で消費するエネルギーの7割を地熱や水 力で自給し、化石燃料に頼っている残りの3割も水素燃料に代替していく「水素社会」を宣言したアイスランドを冒険の舞台に選んだ。

  2005年6月に首都・レイキャビクを出発し、海岸沿いの国道を2週間かけて走った。1日平均6~8時間、総走行距離1578キロを走破。「一般家庭で地 熱を家庭用電気として利用するようすや水素バスが走る首都・レイキャビクの町並みを見て『経済と環境の両立』を実感した」と話す。

 新しいエネルギーを生み出すには当然コストがかかる。開発費が大半を占めるが、アイスランド内をテスト走行する自動車1台の価格は億円単位だ。番場さんの愛車も、見た目は市販されている電動自転車とそう変わらないが人件費を含めると1000万円かかった。

 目先の利益、自国の利益だけに固執しているととてつもなく高い出費に思える。だが、「経済と環境を両立させる国」は10年後、100年後の地球の姿を見据えなければいけない。日本にその覚悟はあるか。(東京編集局 古川有希)

石油エネルギーは有限なのだから、新しいエネルギー開発を真剣に考えないと
そろそろマズイでしょう。
新しい事を始めるときは、協力が得られないこともありますが、
大切なことなので頑張ってください。

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